
ep. blue hour 楽曲解説
こんばんは、色彩を追いかける作曲家 rayelxiaです。
昨日は私が応援しているセルフ受肉VTuber、霧月リルさんの活動4周年の日でした。
「霧月リル」はイラスト創作とASMRをメインにしているお眠系VTuberであって、私にとって沢山のインスピレーションと癒やし、エネルギーが得られる配信者です。
VTuberにとって「4年」はぜんぜん短くない時間です。 そんな幸いな日をお祝いするため、1分前後の短い楽曲4つを良い致しました。
今度のEPは単純な推し活だけではなく、霧月リルって言う存在をちゃんと表せるコンセプトアートとして作業をしました。
このポストには彼女のどんな部分を、どうやって表現したかが気になっている方のため書いた文です。
(この人は日本人ではないので、もしぎこちない表現があればご了承お願いいたします)
Track 1. 月を観る人、月を追いかける人
月。
人間は月に色々な意味を込めています。畏敬の対象になったり、夢、そして闇の中を照らす希望としても使われています。それともただの美しい存在かもしれないし、昔の人たちが恋をささやくしかたでもあります。
彼女にとって月がどんな意味を持っているかは、私にもまだよく分かりません。ですが解析をしてみると、それは多分夢じゃないか、と思います。
人類がはじめて月に足を踏み出したのはアポロ11号のおかげでした。 その前まで月は人類にとって理想だけとして存在しました。けど理想を理想だけに残せず、直接前に進んだこと。アポロ11号が人類の歴史に残したお土産は、科学の進歩に限らず、希望としても見えます。
リルさんは繰り返して成長を求めています。多くの想像をして、ノーションにメモをし、実験できる形で並べて一つずつ叶えて行きます。そんな彼女の姿を表すため、NASAが記録したアポロ11号のカウントダウンを華やかなホルンと混ぜて演出してみました。
そして、穏やかな夜を作り上げている、「霧月の雰囲気」を夜の環境音で、「試行錯誤と苦しみを耐えながる忍耐」を雨と雷として染まらせてみました。輝いている夜空の月影は、散らばるベールの音として表現しました。
Track 2. Luminous Universal Constructive Kiritsuki laboratorY
翻訳:かがやってる霧月の汎用生産研究所
霧月リルさんの配信挨拶は次のようです。
こんすや!研究所育ちおねむ系VTuberの霧月リルです。
ここで注目するべき部分は「研究所」です。
人間とあまり変わってない外見をもったので、表には出られないかもしれませんが。実は彼女は錬成生命体である「ホムンクルス」です。韓国の同人シーンでは「作品を錬成する」とよく言います。だから「ホムンクルス」は外見だけじゃなく、セルフ受肉VTuberのアイデンティティーを表すためではないか、っと考えています。(全身を見ると包帯でちゃんと表現もできています)
彼女の配信で使われるリソースは(特集な場合じゃなければ)リル本人が自作したものです。霧月リルは多方面の能力があって、イラストだけではなく、ドット絵、Live2D、動画編集やAfter Effect、収録、さらに簡単なHTMLもできる万能なVTuberです。
彼女は自分が思う理想的な可愛さに近づくため、何度も自分で錬成をしてきました。もしかしたら彼女は研究所で育った同時に、研究者とした一面もあるかもしれません。
そのため、私はASMRクリエイターと研究者、2つのキーワードから初めて、多様な自然そしてデジタルの効果音をパンニングと一緒に演出しました。リルさんの好みであるLo-Fiの特徴に集中し、落ち着くて静かな青を目立たせてバランスを取りました。
Track 3. the creativity
この世にASMRをしているVTuberは全部並べないほどいます。お描きをしている方も沢山いますね。比率としては低いかもしれませんが、思った以上数々のセルフ受肉VTuberも多くいます。
広々な世界でクリエイターの「霧月リル」を見つけて、そこに定着ができた理由は、他に替えない個性のおかげです。その個性をたった一言でまとめると、創作者的な思考だと言えます。
リルさんは自分の作品に愛を込み、他人からも愛されて欲しがっています。同じ創作者から見ても彼女のワーカホリック精神は恐ろしい程。そんな熱情と活力、独創性をこのトラックに描きたかったです。
彼女の創作活動にアイデアが溢れ出せるのを願いながら、海と霧の感触を浮かびだす音を作りました。自分から出せる、自分なりの最大限の色彩を難解だけど明るい和音で演出し、すばやくて豊かなビートとリードで飾ってみました。
Track 4. 次回予行
また配信の話に戻りますか。霧月リルさんは創作者でもありますが、配信者でもあります。冷静に考えると、配信者は自分が好きなことだけでは生き残れません。
個人の話を少し言ってみると、数年前までは大衆性にたどり着く唯一な仕方が「折り合い」しかないと、勘違いしていました。しかしリルさんはそうじゃないっと証明しています。リルさんははっきり彼女の色を出し続きながら、他人もちゃんと楽しめる何かを探しました。
視聴者も基本的には楽しめるため配信を見ます。それに配信中の楽しさ以外にも、次の配信を待っている楽しさもあります。この観点から「楽しさ」は彼女の重要な特徴だと思って、幸せなラグタイムに編曲しました。
終えりながら
アーティストにとってインスピレーションは最も大事な根本です。すぐ使える素材も大事ですが、心を響かせる何かがある時に、最もいい作品が出せます。アーティストとした成長と日常への回復、そして言葉では全部載せられない御恩を、この場をお借りして、リルさんにお伝えにします。
改めて4周年おめでとうございます!
もっと個人的な話
今度の作業はお祝い以外にも、いくつかの覚悟を持って行いました。
本業が音楽じゃない私には、あまり手を出せる時間がありません。でもクオリティーを逃がすのは惜しいし、好きなジャンルがよりによって手のかかることなので、多くの時間が要るはずです。
比較的に短期間に終えたnaïadesは初めからアップロードまで弱20時間が掛かりました。ひどい場合、80時間以上を投入したこともあります。経験値の問題もあるかもしれませんが、このシーンの神様のプロジェクトを拝見すると、単純に経験値だけで解決できるわけでもないんです。
なので続けられる作曲のためには、仕方を変化させる必要があります。いいことか、悪いことか分かりませんが、現代社会の音楽消費パタンは以前とはだいぶ変わってしまいました。外部環境の変化は私に新しい突破口を作ってくれたようです。
「もし1~2分内に華やかで凝縮された、豊かな色に染まらせたらどうかな」
実は幼い頃からだるい曲を作るのがあまりにも苦手で、音大の入試を準備しながら得られた編曲や演出スキルを使っています。だからむしろ短い方がもっと適切な形式ではないか、と考えました。
それなら投稿の頻度も上げられるし、長時間作業からのバーンアウトも避けられるかもしれません。
