
天使を拾った(日本語解説版)
こんにちは、rayelxiaです。今回の投稿は、5月3日にアップした動画「天使を拾った」にまつわる物語です。rayelxiaの世界にもっと深く入り込みたい方のために、イメージの原本と少し深い解説をしたいと思います。
天使シリーズ(仮)は私の人生の経験をネタとして進める、加工の物語をピアノと流す企画です。2020年代を生きている30代のIT社会人と同時に、趣味で作曲するアマチュア「モブ君」と、天界から追放された天使「エル(eL)」の出会いを描くフィクションです。

「rayelxia - 今日の天気はグリッチ」から
一応フィクションではありますが、多くの内容が私の実際経験や心理的な悟りをデフォルメして作られました。こう言う作品を何と言えばいいか分かりません。MV? 視覚化? BGMが付いている生成AIイメージのスライドショー? 別に一言で規定するきはありません。
この物語に登場する人称代名詞は、差している対象がものすごく曖昧です。「君」が「私」にもなれるし、「皆さん」が「モブ君」になれ、「私」が「皆さん」にもなれます。一つ確実なのは、この文を作ったやつがrayelxiaであることです。最近の言葉でVibeぐらいを感じて下さると感謝します。

「rayelxia - 今日の天気はグリッチ」から
現代人は孤独になっています。彼氏・彼女や連れ合いの存在と別の話です。過去には他人を評価したり、勝手に決めつけたり、関わりすぎて問題になりました。その副作用が酷すぎたせいか、社会はだんだん孤立されながら、他人と本音を話したり、やり取るのも難しくなったようです。COVIDは新社会人たちを10坪より小さいワンルームに閉じ込めて、パンデミックが消えた今にも人々の心は見えない何かに閉じ込められているようです。
だがrayelxiaにはパンデミックはただの言い訳しかならないです。その以前から経験してきた長い痛み、そしてその記憶が作り出した相次いた失敗とすれ違い。そしてrayelxiaの世界は「色彩」を失ったんです。そんな世界に要るのは何かしら。このシリーズを進ませてこの質問に答えようと思います。

「rayelxia - 今日の天気はグリッチ」から
突然、異変が起こったらいいな...灰色だらけの世界がバグ(Glitch)って、失った色彩をまた取らせたらいいな。私より100倍ぐらい格好いいモブ君もそう思ったようです。だからこの世の唯一な主人であるrayelxiaは、彼にプレゼントを贈りました

「rayelxia - 天使を拾った」から
ですがバグはバグなんです。この厳しい世界は、よく色彩をあげなさそうです。一旦見た目的には天使…ですが、悪魔と言っても信じられます。その前にこの世界で天使と悪魔の区別はあるか?よく分かりませんが、細かい事は置いて行きましょう。
この子もかなり厳しい人生を過ごしたそうです。彼女は捨てられましたが、泣く方法さえ知らず、ただぼっと路地で座っていました。知ってますか?誠に心が壊れると涙さえでないって。

「rayelxia - 天使を拾った」から
家出した女子高生を拾ったら警察に逮捕されるけど、誰にも見えないはずの天使(多分)ぐらいならいいよね。心優しい我々のモブ君は、彼女の見た目に怖さを感じながらも、家に連れて帰ることにしました。どこを見ても自分と似ている部分が一つもないけど、妙に仲間意識を感じたからです。(ちなみに実際、聖経に天使はすごく恐ろしい存在で記録されています)
見た目と中身は大体ちがうもの。異形の存在に近づくには、大きな勇気が必要です。その鋭い赤い羽根に心臓を刺されない保証もないんですから。それだとしても、我々は魅力に気付いてしまった何かに近づいたがっています。

「rayelxia - 私が知らない言葉」から
全身が傷だらけで、埃が付いて汚れている彼女ですが、どうしても動いてくれなくて強制的に洗わせました。すごく疑わしい目線を向ける天使ちゃん。彼女は不満を込めて何かを呟きましたが、残念ながらそれは人間のモブ君がまったく理解できない言葉でした。
実は人間同士でもそうですね。同じ空気で音声をやり取りますが、言語が違うと、話が通じません。同じ言語を使っている人たちも例外にはなりません。表では同じ言葉を言っているけど、心は別々です。まして超越的な存在の心を人間などが推し量ることができるでしょうか。

「rayelxia - 私が知らない言葉」から
けど言語が違っても意思疎通ができないわけではないです。幸いに天界にも食道楽はあったようです。「君を害さないよ。ここは安全だよ。」彼女が何日間ご飯を抜いたか知られないモブ君は、天使ちゃんに粗末だけど温かい食事と泊まる場所をあげました。

「rayelxia - 僕が居るよ」から
地上で見える空はこんな色だった。観点を替えてみるすべてが新しく見えます。だが、その行為が自分の過去を消してくれるわけではないですね。遠い遠い空に向くノスタルジアと同時に、極限の恐怖を感じてしまった天使ちゃん。しかし天使ちゃんはその恐怖さえ表情に表せなかったです。

「rayelxia - 僕が居るよ」から
天使ちゃんはパニックを起こしましたが、優しいモブ君は、ただ彼女を手をとってくれました。君は一人じゃない。その瞬間、一人で叫んだ響きはようやく和音になって鳴り始めました。天使ちゃんは自分じゃない異世界の存在に救えられたのを、初めて認識しました。

「rayelxia - 僕が居るよ」から
けど歳月が残した痕跡はそう簡単に消えないんです。繰り返して求めて、押し出します。繋ぎを望んでいる同時に、切る準備をしています。彼女は眠れない浮沈をどれくらい繰り返すべきでしょうか。でも我々のモブ君はいつでも彼女を抱きしめてくれる準備ができています。

「rayelxia - フォーマルハウト」から
眠れない彼女を無理やり寝かせる代わりに、夜型人間のモブ君は自分が好きな夜空を見せようと決めました。ちょうど流れ星が落ちています。モブ君は誰も知らない子守歌を口ずさみました。
「きらきらひかる、おそらのほしが、きみにおちるよ」
フォーマルハウト。夜空で一番明るい星。我々は違う種族と見た目をもつ、そして違う言語で話していますが、私たちに見える夜空の星は同じです。幼い頃、私と仲良かったとある人と一緒に観た流星が思い出します。いつかに別れましたが、それはきっと美しい思い出に残るでしょう。
□
すべてのイメージはNovelAIで作りました。許可なしで自由に利用や加工ができます。

